料理をするときにはちょっとひと手間かけるといいとされています。
出来上がった料理だけ見てもそのひと手間の部分が見えないときもあり、ひと手間をかける目的が分からない人もいるでしょう。
でもひと手間があるときとない時を並べてみると一目瞭然の違いが出るときもあります。
ハンバーグを焼くときはタネを手で成形してしばらく冷蔵庫などで寝かせると良いとされます。
通常なら後は焼くだけですが、焼く前のひと手間として小麦粉をまぶしてみましょう。
良く肉などを焼くときにも行いますが目的は似ています。
小麦粉が表面をコーティングしてくれ、火の通り具合が均等になります。
ハンバーグは基本的には中までしっかり火を通す必要がありますが、小麦粉を付けない状態だと外は焦げているのに中は赤い状態のままの時もあります。
小麦粉を付けておくと表面がいい色になったころには中にもしっかり火が通っています。
また小麦粉のコーティングのおかげで肉汁を閉じ込める役割もあります。